ここには、フィルムカメラ初心者が、初めて一眼レフタイプ デジタルカメラ　SIGMA SD9の購入に至るまでを書き綴ったものです。そのときの心理状況や（笑）、濃い内容をストレートに書いています。まわりくどい表現も多々ありますが、筆不精につき、ご勘弁。

話が大幅にそれてしまった。そろそろ話を最初に戻そう。
梅田での待ち合わせも無事完了し、店を目指し、先生の後に付いて行く。

店には若くて元気いっぱいの店員が、私の対応をしてくれた。
最近では珍しく、素人をバカにしない店で、とても好感が持てた。
ちなみに、いつもは情報収集はきっかりして店に行くので、
実は腹の中ではこっちがバカにすることが多いのだが、今回は相手が一枚上手でもあった。

熱意はさることながら、カメラに対する雑学も多く、客の喜ばせ方を知ってるというか、 年齢誤魔化してるんじゃない？と思わせるぐらい関心したシーンが多くあった。さらに同行してもらった先生はお得意さんということもあり、費用面でも工面してもらった。なので、値段についてもかなり納得できた。社長さんもびっくりしていたので、仕込みではなさそうだ。

唯一の問題は、ブツは取り寄せなので予約が必要なこと。
友人結婚式は４日後まで近づいているのだ。
（無理に撮る必要も約束もなかったが、あるにこしたことはなかった。）

あともうひとつ気になっている点は、名前も決まったCANON 10D。
巷では久々の登場待ちに情報飢餓ユーザの過剰な期待もあって、妄想・想像が膨らんでいった。
いったいどんなにすばらしいものになってるんだろう。
私も誘惑心を抑えるのに苦労したが、結局以下の理由でそれは立ち消えた。

ピクセルレベルで見慣れたのっぺり感は少なくなっているが、
フォビオンの撮影例が日常と化していた私には、SD9の方がやはりきれいに感じた。（ピクセルレベル）
念のためこれは主観であり、感度や安定性、ボディー完成度も含めた評価は
今でも10Dがお勧めと思う。(^_^;)

それに私情になるが、最初の宣言通り、トップメーカーはあまり好きではない。
しかも、ただのトップではない。日本を代表するメーカーだからだ。
そうほっといても売れるだろうし、そもそもラインナップ中、上位機種がある中で
果たして全精力をかけるだろうか。アドバンテージによるマイグレーション誘導懸念（上位への買い替え）は
どこかで感じていた。そういやぁ、車もTOYOTAじゃないなぁ(^_^;)

最後に背中を押してもらう意味で、店員にそのメーカー品との比較を問うてみた。

すると、シグマは小規模だけど技術力があるよ。
そのため、業界でも目の上のたんこぶに思われているだろうし、
互換機メーカーとして、それなりの逆境にも耐えている（笑）。
しかもわざわざ独自路線（シグママウント）を選んでるのが自信がある証拠。

オッケーぇぇぇぇぇぇーーー

その数分後に予約を入れ
３日以内の取引を約束し、その場を離れた。

車を購入したときもそうだったが、決断は早い。
（車は早すぎ。初めてディーラーに行った日（決算時期手前）に注文してしまったのだから。今日決めるから駆け引きなし、一発勝負の値段出してよ。っていったら３社のディーラーが驚いていたなぁ(^_^;)）

脱線はさておき、ざっとカメラ屋で２時間前後　問答していたが充実した１日だった。
やはり高額の買い物はストレス発散にもなって、少し楽しい。（や・ば・い）

SD9＋フラッシュで、マルチ発光機能設定し、撮影。残像効果を駆使し、グー・チョキー・パー。かなり怖い絵。(^_^;)

ということで長々書いてしまったが、以上で購入記録終了とする。
その後、実際の使用感等は、SD9の特徴など別ページを見ていただきたい。

以上

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