2003年大阪 天神祭り　探検

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　　写真だけをいっきに見たい人は
　　こちらからどうぞ　＜その１＞　＜その２＞　＜その３＞。
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大阪の夏祭りといえば、天神祭り。日本３大祭りのひとつ。
疫病のはやる夏を無事過ごせるようにみそぎを行う、神様を迎える神事といわれている。
菅原道真の神霊を奉る？　とか。通りゃんせのわらべ歌とのかかわりなど、知らないことのほうがいっぱいだ。

とはいえ、大阪の夏を毎年感じさせてくれる祭りだ。
日程は7月24日の宵宮・25日本宮の２日間。

2003年の今年は例年と比較し、梅雨が明けない状況。当日も朝から曇り。このころの関西経済は、非常に厳しい状況が続いていて、大阪人は騒いで忘れたい！！元気になって　良い運を呼び込みたいっていう空気が町中ただよっていたような気がする。あっそうそう、唯一明るい話題は、阪神の躍進があったっけ(^_^;)

祇園祭に引き続き、またまた、記憶写真を残すべく見に行くことにした。
もちろん私もあやかりに(^_^;)

実は、外出できない日々が続いていたので、うっぷんがたまりまくり。ちょうど祭りがあるので悩んだ挙句、カメラを持って出かけたというのが本音。

さて、移動手段。
自転車で本町や難波には良く出かけるが、さすがに扇町付近となると結構な距離だ。でもいろんなところを見るには、自由に移動できる自転車が便利　と判断。さっそく東大阪から北の方向に出かける。がちと早すぎたので、大阪城で昼ごはんをとることに決定。いきつけのパン屋で２つの菓子パンを買い込んだ。

ようやく到着した大阪城のてっぺんに上り、技術本を読みながらしばし勉強。その後、のんびり昼食しながら、これから始まる祭りへの行動計画も立てた。もちろん忘れずに夏を感じさせるセミの写真も撮った。

結局、15時半ぐらいから神輿だとかのパレードがあるということで、天満宮を目指すことに。特に道に迷いやすい私（車でナビがあっても迷う(T_T)）は、早めに出発することにした。天神祭りは初めてではなかったけど、天満宮に行くのは全く初めて。人ごみはきらなんだけど、がんばろう。

自転車で北に向かうと、次第に人の流れが多くなってくることに。
それ以上に驚いたのが、警察官の人数。石投げてもあたるだろう　っていうぐらいいた。ほんと。きっと神戸の花火大会での不幸が影響しているのだろう。

さらに自転車で現地に近づくと、祭りの気配がしてきた。商売側の人や、場所確保のカップルなど、どんどん人が集まってくる。そういやぁ、24日に行われた天神橋商店街のパレードは今日もあるのかなぁ。とぼんやり考えながら．．．気が付くと京橋周辺で迷ってしまった。

まっ、警官いっぱいおるし　と思っていたら、なんだかんだで、天満宮にいくまで５人には聞いただろう。しかも２km圏内にいながら、１時間もうろうろする始末。自分が情けない(T_T)

ようやく天神橋筋 商店街に面するところに到着。
ちょうど交差点にて、ハッピを着た人たちが待機しているところだった。
これは天満宮から出てきているのだろうか。しかし時間はまだ16時を少し超えたぐらい。もう天満宮はすぐそこ。もう少し進み、自転車を置いた。

少しして、今度は人の集まりに気が付いた。何かを待っているようだった。左を見ると、鳥居の入り口が見えるなぁと思っていると、お神輿がやってきた。慌てて、数枚撮影した後、人ごみを避けるため、裏道に入った。そこを抜けていくと、ちょうど天満宮の正面から30ｍぐらいのところに出た。ラッキー。唯一通れる裏道だったみたいだ。そこを抜けると、ものすごい量の人が見える。左手に天満宮入り口。右手は見えないところまでいっぱい人で埋め尽くされている。ビルの上からも、祭りを楽しんでいる人がいる。うわーすごい人。

これが陸渡御といわれるものか。約3,000人が約４キロメートルを渡御するらしい。

こっちは、その場所から動けない。とても撮影なんかできない状況。
幸か不幸か、壁にもたれている自転車を発見。幸運にも、後輪の上は台状になっていたので、上に上ることにした。倒れそうで怖い。でも壁を背にしているので、向こう側に倒れることはない。おっ、全部が見える。グッドポジション確保じゃん。結局この小さい自転車上のスペースに１時間以上立っていた。

足は痛かったが、ズームレンズと高い位置のおかげで、じっくり祭りを堪能することができた。

人より１ｍ以上高い一等席で（笑）、祭りを堪能。

１７時半ごろ、渡御も終わり、天満宮入りが開放された。
みんなが宮内へいっせいに向かい、参拝をした。
さい銭を入れるのに、みんな後方から小銭を投げまくっていた。あぶないあぶない。さらに進むと、パレードでも見られた獅子舞や、かさを持った踊りをしていた。子供がかわいい。

大勢の人でにぎわった天神祭りも後半戦。陸渡御を堪能したあとは、自転車で再び、船渡御を見に動く。100隻あまりの船が圧巻だ。祭りのために開放され道路を、自転車で快走するのも気持ちいい。

ものすごい船の数と乗り込む人の数。	大勢の人が、出発をいまかいまかと待っている。	別の船に引っ張ってもらい、川をクルーズ。	すれ違いが楽しい。見物客で溢れかえる橋。

昨年はちょうど、会社を辞める直前だったので、数名の人と飲んでいました。
確か大阪産業創造館 横の台湾料理で食べてたような。途中、この船が川を下っていたので、店の川側にせり出した窓から、手を振っていたなぁ。懐かしい。

最後は、約千発の花火を見学。花火のほうは、三脚もリモコンも持参してなかったので、ひどい写真になったのが残念。それでも出かけて正解だった。曇っていたけど、気分もスカッシュ(^_^;)

珍しく涼しい7月25日でした。

最後を締める花火。1,000発の色と音が町にこだまする。

やっぱ祭りはおもしろい。あの音と、活気が人を元気にしてくれる。

女性神輿とか、24日でもいろいろ楽しいイベントがあるので、来年は行ってみたいと思った。さぁ仕事しなくっちゃ。（笑）