野望とコンセプト｜みなさんに提案｜技術たくわえ処｜お役立ち情報｜お問合せ掲示板｜サイトマップ
HOME｜更新状況｜仕事のこだわり｜事例、お客様サポート｜商品一覧とご注文｜お友達リンク｜お問合せ

2000個もの風鈴を飾るお寺が　あるということを知り、
いてもたってもいられず、車を走らせて行ってきました。
（今回、ほとんどの写真はビデオの切り出しです。）

------------------------------------------------
音（映像）を聞いて　ぜひ納涼してください。↓にあります。
------------------------------------------------

涼しい風がなびく夕方。
仕事からの帰り道、いつものように新しい道を楽しみながら
商店街の横を自転車で駆け抜けていきました。

ちりんちりーん。

やさしい音が聞こえた私は急ブレーキをかけました。
なつかしい癒しの音。まさか・・・

そう思った瞬間に、自転車に乗ったまま、
両足で地面を蹴りながらバックしてました。

戻ると、そこには想像通り　風鈴が売っていました。
しかもたくさん。

数秒間、お店の風鈴を眺めた後、
何もなかったように帰路につきました。

そう、ここに売ってあった風鈴は、緑色したものばかり。
なぁあんだ邪道じゃないか。
と、ガラスものが普通だと思っていたので、
購入をあきらめたのです。

その出来事から数日後、

あまりにも暑いので、ふと立ち寄った１００円ショップ。

そこで再び風鈴を発見。
ガラスのヤツがこっちを見ています。

買って買ってと。

２０分。あれでもない　これでもないと今度こそ
音を聞き分けて買った風鈴を家に持ち帰りました。

しかしっ！

風になびく風鈴の音は、とても和みとはいえない音をかもし出す。
所詮１００円だからか・・・。

その後、ネットでいろいろ検索。
江戸風鈴という名前が有名だと知り、
ひたすらネットショップを探しました。

そこで見つけたいくつかのサイトの中で、音が聞けるところがありました。
ですが、これも和みには何か違和感がある音だったんです。

そうなると、あの癒しの音の正体は・・・
再度、ネット内の情報世界に戻りました。

南部（なんぶ）風鈴

というものの音色が、あの癒しの正体ということに気づいた瞬間。
先の商店街を思い出しました。
結局、戻ってきた。(^_^;)

急がば回れというが、知識が得られただけでもよしとしよう。

そう思ったときになぜか、いろんな情報が眼に飛び込んできます。
夕刊に眼を通していたときのこと。
思わぬニュースに目が点になりました。

8月31日まで行われている奈良県橿原市のおふさ観音　風鈴まつり。
驚くことに、日本全国の風鈴など、
約２０００個のふうりんを聞けるとのこと。
新聞には、江戸風鈴がたくさん吊られている写真が
添えられていました。さらに、即売会も実施中とのこと　でした。

絶対行くっ！！

このときには既に風鈴にはまっていたのですね。

入り口だけかと思っていたら、結構広いところでした。
庭を越えたところに池があり、休憩出来る部屋がありました。

休憩所には、鉄製の南部風鈴、投機性の風鈴、沖縄伝統工芸品の琉球風鈴、京都や兵庫の陶器で出来た風鈴など、たくさんの種類を飾っていました。

どれもデザインが優秀で、鳴らすのも楽しくて結局２時間ぐらい滞在しました。

金魚やカメ、ハトや虫なども居ましたが、
彼らも きっと音色にひたっていたに違いありません。(^_^;)

いやぁ、楽しかったです。
お盆シーズンだったことと、午前中だったこともあって、
来客は少なくてゆったり出来ました。

ものっすごく気に入った風鈴があったのですが、
残念ながら売り物でなかったのが残念でした。

とはいえ、自分の分と、お土産用の南部風鈴を買い込み、とても和んだ一日でした。和みがブームなら、風鈴ブームはすぐそこまで来ているのでは　と思いました。(^_^;)

あとがき．風鈴は鐘の音が魔を払うという教えから生まれたものらしです。

いろんな媒体からの加工ができます。 素材がなくてもご安心です。